創業者の石橋信夫は、戦後のベビーブームに生まれ、勉強部屋も子供部屋も無い子供達のために「安くて、安全、独立した勉強部屋」という思いがありました。
パネル工法の技術を最大限に活用し、わずか3時間でできあがる勉強部屋など、大和ハウス工業は1959年にプレハブ住宅を日本で最初に開発し、住宅建設の常識を覆しました。
その後も創立者の思いを受け継ぎ、「パイプハウス」や「ミゼットハウス」の開発で戦後の住宅づくりを先導してきた代表的なハウスメーカーです。
ユニクロの全国の店舗の多くを手掛けた実績からもわかるように、全国規模での展開や、一般住宅から高層タワーマンションの建設まで幅広く対応している大和ハウス。
比較的規模の大きな複合型商業施設でもテナント誘致から建設、開業までワンストップで対応可能なところは、ハウスメーカーの中でも稀な存在といえるでしょう。
2020年までに大都市に新たに10カ所のホテルを開業すると、新聞に報じられたことでも話題となっています。
商業、物流の施設の建設やエネルギー関連、高齢者福祉関連事業などへも多角的に事業を展開。また、ゼネコンなどへ積極的なM&Aを行い、事業規模を拡大しています。
海外事業やロボット事業なども積極的に手がけ、今や住宅業界ナンバーワンの規模の企業となっています。
大和ハウスは、住宅、建設業界の大手であることから、マンションや一般住宅のイメージが強いかもしれませんが、それ以外にもロードサイドの小売業(セブンイレブンなど)や外食業(スシローなど)などの店舗を中心に、全国で約39,000件を超える商業施設の開発を手掛けています。
また事業用施設の開発も多くユニクロの国内店舗数だけでも約850店(2015年現在)、紳士服の青山や西松屋、GUなどのプロジェクトも手掛けています。
患者や職員の快適性を重視した医療施設「ディーズ スマート メディカル」などを提供中。
地中熱利用の空調システムなども提供中。
DAIWA ROYAL HOTEL、ダイワロイヤルゴルフ、ロイヤルホームセンターな
どを全国で展開。
大和ハウスでは元々「Dプロジェクト」として特定企業向けの物流倉庫にオーダーメイドの物流施設を手掛けてきました。不動産や金融といった、建設業界以外のパートナーと手を組んで様々なプロジェクトを展開してきましたが、そのプロジェクトを「DPL」と改め、高機能物流施設のシンボルに、さらには企業ブランドの向上をと考えています。
昨今、物流のニーズは多角化・多様化しています。従来の常識に加え、新しいニーズも生まれつつあります。それらに応えるための新ブランドとして、新しい時代に備えています。
5階建ての倉庫は、どのフロアも10t車25台のバースを用意。さらには各フロアに事務所を用意しました。
1F倉庫は12,294.47平方メートル、2Fから5Fは12,088.95平方メートル。柱の間隔は間口11.5m×奥行10.5m、さらにはRC造とS造のハイブリッド造で、45feet車にも対応。高さも4.1mまで対応となっています。
非常用自家発電を配置することで、BCMに対応。地上6階建てのRC造と一部S造のハイブリッド。
津波対策や太陽光発電を取り入れるなど、通常時だけではなく、非常時にどうするのかという点まで意識されていますが、免震構造でもあるので安心感が高いです。Casbee横浜におけるランクAを取得予定です。
全館にLED照明を採用することで省エネに配慮SRC+S造の5階建ては、敷地面積は47,868平方メートル。構内での円滑な走行を意識した2ランプ構造など、実用性をより意識した造りとなっています。
トラックバースの間は電動シャッター、プラットホームの高さは1m、0.5回/h喚起など、とことん実用性にこだわった造りとなっています。
総敷地面積182,000平方メートル、総延べ床面積387,000平方メートルの4階建て耐火建築物です。
柱間隔は11.5mの間口×11.0mの奥行。フォーク用スロープだけでも倉庫内で14基を用意。プレキャスト鉄筋コンクリートの免震構造となっています。
海側に面していることから、津波対策として地上から4m高く設計。免震構造本体だけではなくランウェイにも採用。倉庫内部のスパンは11m×10m。
浸透性コンクリー表面強化仕上げとし、防塵性能を強化。車路の幅は13.1mを確保。また、いざという時に備えて非常用発電機を搭載。軽油タンクといった意識となっているので、停電時の被害を最小限に食い止めます。
大和ハウス工業株式会社
所在地:大阪府大阪市北区梅田3-3-5
電話:06-6346-2111(代表)
大和ハウスでは、未経験での採用は新卒だけです。戸建て住宅、中高層マンション、商業施設、オフィスビル、物流施設、医療・介護施設、工場などの施工管理業務を行う現場監督には、一級建築士または、一級建築施工管理技士の資格を必須としています。
このように大手の建設会社では、即戦力を必要としており、実績や資格を持ってないと働くのは厳しい状況です。
もしも未経験から現場監督を目指すのであれば、まずは人材派遣で実績を積む事をおすすめします。しかし、テクノプロ・コンストラクションのように資格取得のためのサポートを受けながら現場で働いて実績を積める派遣会社を選ばないと、独学で現場監督の資格取得は難しいかもしれません。