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福田組

福田組
画像引用元:福田組公式HP
https://www.fkd.co.jp/

際立つ技術力の高さ

様々な技術が導入される建築事業

最先端の技術を導入して建築事業に取り組んでいるのがこちらの会社の魅力です。鉄筋コンクリート造の部材を工場で製作する「プレキャスト鉄筋コンクリート構法」は、PCa部材を現場に搬入し組み立て、接合部にコンクリートを打設して一体化することが可能。工場製作のため、部材断面が密実で均一となるほか、現場での型枠・仮設材の使用量を減らすのに役立ちます。また、「高層鉄筋コンクリート構法」を導入しているため、高さ100mまでの鉄筋コンクリート造ビルの設計・施工技術を確立しており、高強度・高品質な材料を使用することで耐久性を大幅にアップさせています。

遊休不動産の再開発

遊休不動産の有効活用、共同事業を含めお客様のニーズに合わせて多方面にデベロップメントすることができるのが福田組の強み。商業施設では、千葉県のユニモちはら台や岐阜県のモレラ岐阜、土地区画整理事業では、新潟市の関川東部下門前土地区画整理事業や女池上山土地区画整理事業、千葉県柏市の沼南中央土地区画整理事業などを行っています。

新たな技術開発にも着手する土木事業

福田組では、推進工法で発進し、推進の限界点からシールド工法に切替えて施工する新しい管路構築方法として知られるデュアルシールド工法を駆使して土木事業の施工を行っています。この工法は、急曲線での施工ができるため、密集市街地での管路構築が容易にできるほか、推進工法を併用することで施工日進量がアップし、独自開発したRCセグメントで二次覆工が不要となり工期を短縮することが可能。また、トンネルの覆工コンクリート表面を緻密化し、耐久性の向上を実現した「自走式覆工コンクリート湿潤養生システムウォーター・キュア工法」で施工を行っていることに加え、原位置において地中深さ方向の放射線分布を測定する「地中放射線測定システム」を公立大学法人首都大学東京などと共同で開発しています。

福田組の特徴まとめ

新潟市を拠点に事業を行っている福田組は、福田道路をはじめとする様々な子会社及び関連会社とともに福田グループを形成。国土交通省からは、工事成績優秀企業認定を受けています。特に建築工事や土木工事の技術力の高さに定評があり、様々な工法を使って事業を行っています。

建築実績

  • ドーミーイン盛岡中央通
  • ヴィアイン名古屋駅前椿町
  • 越後湯沢湯けむり雪峰庵
  • ダイワロイネット郡山駅前
  • 鳴子温泉ホテル「鳴子 吉祥」
  • リッチモンドホテル名古屋新幹線口
  • COMFORIA北堀江1丁目
  • シャルマンフジ堺シティエント
  • アルファステイツ浜松駅西
  • プラウド新潟米山
  • ザ・鳥栖タワー20
  • 圏央所沢病院増改築
  • 立川綜合病院
  • ウェルケアガーデン久が原
  • 追手門学院小学校新東館
  • 明治大学和泉国際混住寮
  • 新潟商業高校 校舎棟
  • 新潟医療技術専門学校校舎棟

会社情報

会社名:株式会社福田組

所在地:新潟県新潟市中央区一番堀通町3-10

電話番号:025-266-9111

福田組が現場監督に求める資質とは

福田組は、中堅ゼネコンでありながら自社の技術で超高層ビルを建築することができるのが特徴。建築工事では、東日本地区でショッピングモールを数多く手掛けているほか、千葉県ではホテルやマンションに加え、公共建築物でも数多くの施工実績を誇ります。そのため、どちらかというと土木事業よりも建物の建築に興味がある人材が求められています。また、大規模な工事施工に携わるケースも多いため、しっかりとコミュニケーションを取ることができるということも重要です。

現場で働く社員の声

周りの人たちが優しかった

九州から一人出てきた私は、初めて会うスタッフや作業員の方々と上手にやっていけるかどうかとても不安だったのを覚えています。しかし、いざ現場に行ってみると、現場の皆さんは優しくコミュニケーションをとりながら、少しずつ完成していく現場を見ると胸が高鳴っていきました。現場が完成した時の達成感は忘れられません。今後の目標は、誰からも慕われる技術者になること。この仕事は自分1人ですることはできません。皆さんの協力があって初めて現場が成り立ちます。その上で職員、作業員などみんなで協力し日本一の現場を作っていきたいです。

「報・連・相」の重要性を痛感

思い出に残っているのは、東京の銀座で13階建マンションの施工管理をしたこと。外部足場が解体され、今まで隠れていた建物が姿を現した時の光景は、今までの苦労が吹き飛ぶような達成感と、竣工に向け一段と気が引き締まる思いだったのを覚えています。自分の失敗談は、忙しさと返答を急ぐあまり、上司へ相談することなく勝手な判断で図面とは異なる指示を職方へ出したことです。指示は間違っており、更なる工程が発生して進捗が遅れてしまいました。この時、改めて「報・連・相」の重要性を痛感しました。

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