画像引用元:NIPPO公式HP
https://www.nippo-c.co.jp/
NIPPOはゼネコンの中でも道づくりに特化している土木事業会社です。昭和の時代には自動車が通ることのできない道なども非常に多くありましたが、そんな日本の利便性を高めるために一緒に発展してきたともいえる企業です。
30近くの国道に加えて、東名高速道路や東北自動車道、首都高速道路の相模原ICなどの実績があり、現代の日本人の自動車によるアクセスを支えてきました。自動車をもっている多くの方が、NIPPOの携わった道路を利用していることでしょう。
こうした案件の積み重ねにより得た知識は一般住宅にも活用されています。個人住宅の前やバリアフリーへの補修作業なども事業のひとつ。利用する人との距離が近く、喜びを身近に感じられる作業をしたいと考えている方にもぴったりな事業です。
道づくりを得意とするNIPPOが手掛けてきた作業は道路だけではありません。陸上競技場やテニスコートなどスポーツに関わる施設に加えて、サーキットやゴルフ場といったレジャー施設、競馬場などジャンルは非常に幅広いです。
さらに日々多くの人が暮らす高層タワーマンションなどで各地域の再開発もサポートをしてきました。都道府県も東京から名古屋、沖縄などそのエリアは全国各地にあります。道路ではなく大きなマンションの工事現場監督になりたいと考えている方も、キャリアを積むことでチャンスがある企業です。
NIPPOの道づくりに関連する技術開発は、日本の先進的な位置にあります。代表的なものは道路の舗装にて太陽光発電をおこなうシステムの開発です。施設の屋上などにパネルを設置することなく発電でき、街路灯などの電力を節約できます。内部には持ち歩き可能な小型バッテリーが内蔵されており、災害時などに電力を必要とする避難所や医療施設に電力供給が可能なのです。
災害などの備えが重要視されていることや、再生可能エネルギー発電の増加を求められている現代では次世代的な開発といえるでしょう。
一般道に関しても、道路補修に従来では欠かせなかったトータルステーションというシステムを活用することなく、補修できる環境も開発しています。これにより場所を取る機器の設置が不要となるだけでなく、作業効率も向上しました。
他にも羽田空港で走行される自動運転バスの実証実験にも携わっています。
主に道づくりに関して高い技術をもっているNIPPO。全国各地の国道や高速道路などを中心として日本のインフラを支えてきました。日常生活だけでなくレジャーやスポーツといった趣味などに関連する施設なども手がけており、さまざまな面で日本を豊かにしてきた企業といえます。
舗装道路で太陽光発電が可能なシステム開発に加えて自動運転バスの走行実験に携わるといった実績もあり、今後も日本の技術発展に不可欠な企業といえるでしょう。
株式会社NIPPO
所在地:東京都中央区京橋1-19-11
NIPPOの人事部が求めているのは、誰にも負けないほど打ち込んだものがあるという人物。これは何かに熱中した経験をもつ人は何に対しても意欲をもっているという考えからです。
建築現場作業に関しては入社した後にそれぞれの現場で先輩や上司より基本から教われる環境が用意されています。そのため最初から高い現場スキルをもっていることではなく、しっかり人とコミュニケーションをとれることが重要視されているのです。
小さい時から道づくりに対して興味をもっており、自分の体でインフラに関する仕事をすることが夢でした。今では舗装土木の工事現場にて現場監督をしています。決められた期間と予算の中で工事を進める必要があり、日々考えなければいけないことは多いです。
最初のうちは作業が遅れることでプレッシャーを感じることもありましたが、経験を積んでいけば遅れること自体が少なくなります。
過去に厳しい期間の現場にて完了した後に「この期間でできたのは君がいたから」という話をされたことは、現場で役に立てていると強く感じる出来事で、いまでも忘れられません。
最初のときは勉強することばかりでしたが、現在では建築工事の現場監督をおこない、本社ビルの建て替え工事なども経験しました。安全が最も重視される工事現場では工夫をして進行することが大切です。70メートルにも及ぶ建造物が完成したときには非常に大きな達成感がありました。人数の少ない女性技術者として、同じ環境の女性技術者を盛り上げていきたいです。