画像引用元:西松建設公式HP
https://www.nishimatsu.co.jp/
西松建設は1874年(明治7年)に創業した歴史ある企業です。1948年に現在の西松建設株式会社となってからもすでに70年以上たっています。この長い歴史はお客様の信頼に答え続けた証明であるともいえるでしょう。
そしてそれを支えたのが、西松建設が掲げる「現場力」です。どれだけ綿密に計画していても発生する現場での諸問題を自ら発見して解決するという能力を磨き続けていった結果、お客様の信頼を長くに渡って勝ち取ってきたことは想像に難くありません。
西松建設の特徴的なところは、自社で研究して新たな技術を開発し続けているところです。
一例として、トンネルの掘削前に鋼管をアーチ状に並べるように挿入することで掘削時の地盤沈下などを防ぐ「LL-Fp工法」は自社開発で登録商標を取得しています。このように、新しい工法、素材を開発することでより早く、より安全に施工できる環境を自ら作り出しています。
西松建設は2016年に環境大臣から環境の取り組みにおいて業界で先進的であるとのことで、「エコ・ファースト」の認定を受けています。具体的には省エネ対応の機械の導入やバイオディーゼル燃料の使用などの対策でCO2排出量を削減しています。
また、2030年までの目標として「ネットゼロ(建築物自体にエネルギーを生産できる仕組みを作り、使用電力と消費電力が差し引きゼロになること)」を目指しています。環境に対する要件が厳しくなっている近年においては、将来的に需要につながる取り組みと言えるのではないでしょうか。
西松建設では最新の技術を生み出すために日夜研究開発がなされています。そのような会社で働くことができれば自然と最新式の工法や素材に触れる機会が多くなってくるかもしれません。
効率化され、安全対策が図られた技術を用いるということは働く環境自体も良くなる可能性が高く、働く人それぞれの生活も豊かになるのではないでしょうか。
西松建設株式会社
所在地:東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー10階
電話:03-3502-0232(代表)
西松建設では、求める人材を「現場力に共感できる人」としたうえで、入社後の教育システムを作っています。マナー研修から始まり、技術研修、1級建築士の支援からマネジメント研修まで用意されています。
しかし、西松建設の「現場力」の意味を考えると研修があるからただそれを受ければいい、という受け身な考えは通用しない可能性が高いと考えられます。 いかに積極的に経験を積み、知識を蓄えるかが大切と考えるならば、入社を考えたその瞬間からどれだけ自発的に動くことができるかということも大切なのではないでしょうか。
テクノプロ・コンストラクションでは、西松建設のような大手建設会社に派遣する人材に対して、施工管理の基礎をのみならず、ビジネスマナーやコンプライアンスについての研修も行っています。まずはこうしたところで実績を積み、現場監督としての素養を身につけることをおすすめします。
今回の工事は「盛土工事」といわれるもので、道路建設のための下地づくりにあたります。その中で私の業務は、現場管理や施工計画の立案・調整・指示、関係各所との協議・調整、現場所長のサポートなどが中心となります。私はこれまでも鉄道工事や道路工事など、大小様々な公共工事に携わってきました。
土木工事の最大の魅力は、やはり道路や橋梁、鉄道工事などといったダイナミックな建造物に携われることでしょう。細部にわたるシミュレーションを重ねてそれを実際の形として実現していくこと。理想だけではなく、コストや技術面も含めてイメージを一つひとつ具現化していくという工程こそ、ものづくりの何より大きな醍醐味だと思います。
大学時代の現場実習などである程度仕事のイメージは持っていましたが、実際に入社してみると、やはりその大変さが身に染みることもありました。しかし、現場だからこそ知ることができた感動や楽しみもあります。特に自分が携わった建物が完成したときの達成感は、絶対にやってみないとわからない感覚だと思います。
現在のプロジェクトが完了した後も、様々な現場を経験してみたいです。これまでの現場は高層マンションなどがメインだったので、今後は例えば商業施設など、経験したことのない建築物に携わっていきたいと考えています。また大規模なプロジェクトはもちろん、小規模なプロジェクトを自分自身が先頭に立ってトータルで仕切ってみたいという思いもあります。
私はもともと関西や中国地方の現場業務に携わっていましたが、現在のプロジェクトにアサインされ、2年半前に異動してきました。建物の設備全般について、現場での施工管理を担当しています。北品川再開発プロジェクトの集合住宅建設工事は、今まで携わってきた仕事と違いかなり規模が大きいものです。そのため仕事のやり方や全体的な流れなどが今までの現場と違う部分が多く、配属になった当初は、正直戸惑いの連続でした。
さらに、このプロジェクトではじめて自分の下に人がつき、部下への教育や指示の機会なども増えました。この現場ではじめての経験を重ねるうちに強い責任感を持つようになり、自分自身も精神的に一段階強くなれたことを実感しています。
8:00 始業、朝礼/現場巡視、各担当者との打合せ
12:00 昼食&休憩
13:00 翌日の作業打合せ・指示/現場巡視、協力業者・関係各所との打合せ
17:00 現場作業終了/書類・指示書作成
19:45 翌日のTO DOリスト作成
8:00 朝礼
10:30 現場指示
12:00 昼食&休憩
13:00 午後の業務開始
14:00 業者さんと打合せ
17:00 現場作業終了
18:00 書類・指示書づくり
東名高速道路の中でも大和トンネルがある横浜町田~海老名IC区間は全国屈指の渋滞ポイントです。この渋滞を解消するべく、西松建設では「片側3車線の走行を確保したままでトンネルを拡幅」、「トンネルの前後約4~5kmに1車線を付加して4車線化」という難工事に挑んでいます。
この区間は1日13万台が高速通行する非常に危険度の高い場所です。 工事が通行する車両の邪魔にならないようにすることと、作業員の安全を確保することの両方が高い水準で求められていることが工事の難易度を上げていました。
まず現場の作業員の安全を確保するために、時速120kmの車が30度の角度でぶつかっても柵の内部が安全になるように柵の強度設計を行いました。
また、トンネルの側壁を解体する際にも工夫しました。通常であれば解体用のワイヤーソーの切れ味をよくするために水をかけながら切断していたのですが、それではセメント分が混じった水が通行中の車にかかる可能性があったので、吸引機を使用して粉じんを吸収しながら切断しました。そのため、通行中の車に影響が出ることなく解体が進みました。
結果的に1日4トンのペースで4か月かかりましたが、無事に事故もなく作業を終了することができました。前例のない難工事であっても西松建設の「現場力」が発揮されたということのわかる事例と言えるでしょう。
取材協力会社
株式会社テクノプロ・コンストラクション
スーパーゼネコンをはじめとした、建設業界大手を中心に、質の高い技術を提供できる人材を派遣している、テクノプロ・コンストラクション。
2000名近い技術者のうち、未経験者からベテランまで幅広いメンバーが在籍しています。誰もが知っている有名なビルや施設など、数多くの優秀な建設技術者たちが活躍中です。 施工管理や建築について学べる1ヵ月の研修や、先輩担当者のフォロー・サポート体制が充実しているため、未経験で不安なかたもすぐに現場監督になれる環境が整っています。