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大林組

大林組
画像引用元:大林組公式HP
https://www.obayashi.co.jp/

世界でもトップクラスの技術力を持つ大企業

高層ビルの施工は世界レベルの技術力

電波塔としては世界一の高さを誇る(2019年11月1日現在)東京スカイツリーの施工、虎ノ門ヒルズ、六本木ヒルズ、表参道ヒルズ、京都駅ビルなど数多くの実績を有しています。

注目されるのは、その技術力の高さです。

その技術力を生かし、最近では「2050年エレベーターで宇宙へ」を目標に、宇宙エレベーターの建設といったユニークな事業。そして、新たな再生可能エネルギー発電事業を中心に、久御山太陽光発電施設など全国24の発電所で発電も行っています。

大林組の技術力を語る上で欠かせないのは、やはり東京スカイツリーでしょう。
例えば、スカイツリーを支える杭はナックル・ウォールで作られていますが、これは大林組が開発した技術です。「ナックル・ウォールおよびナックル・パイル」は、建設産業の新技術を表彰する、第12回国土技術開発賞も受賞した、コスト・納期・環境への配慮などに優れた技術です。

設計は日建設計によるもので、それを実現したのが大林組の技術力。日本の高層ビルは一社単独ではなく共同企業体(JV)が施工するケースがほとんどですが、東京スカイツリーはビルではないものの、大林組の単独施工です。

また、アンテナ部分は、上に引き上げるリフトアップ工法で作られています。リフトアップ工法そのものは他社でも行われていますが、東京スカイツリーで行われた引き上げの高さは634mとこれまで前例のない高さに挑みました。

大林組は現在開発事業に力を入れていて、特に取り組んでいるのは環境配慮技術に取り組んでいます。地球温暖化防止活動環境大臣が表彰した「大林組技術研究所」は最先端の環境配慮施設をコンセプトとしており、自然エネルギーを活用しています。技術に優れた大林組の技術は、環境への配慮という一面でも今後もっと発展していくでしょう。

1960年代から海外進出

国内では、特に20~30代の建設業就業者数は減少し続け、人手不足の解消は大きな課題です。そのため今後は、人手不足の解消を図りつつ、国内市場の停滞も考慮すると、海外展開を視野に入れた経営へとシフトしていかなくてはなりません。これに対し、海外進出に苦労しているゼネコンもある中で、海外展開にいち早く取り組んできた大林組の開発事業の強さは大きな特徴になっています。

日本の建築業界に進出し始めた当初、大林組はそれほど存在感のある企業ではありませんでした。ですが、現在は他社が海外での売上に伸び悩んでいることもあり、ゼネコンの海外進出では売上高が多くなっています。海外建設事業売上高は、大林組の売上高のうち20%以上。海外受注は利益率そのものは低いのですが、さらに進出を進める方針を取っています。今後は海外建設事業売上高を全体の25%にする計画となっています。

大林組の海外進出が伸びてきているのは、アジア圏内での受注が好調なことが理由のようです。1964年、日本のゼネコンの中でも早期にタイ事務所を開設した大林組は、現地の建築現地の建設会社を買収し、事業を拡大し、現在もタイの中で大きなシェアを誇っています。

売上高はトップクラス

スーパーゼネコンと呼ばれる大手ゼネコン5社の中で、大林組は売上トップの企業で2017年の売上は1.7兆円。就活中の学生からも圧倒的な人気があると言われています。

この売上高は、建設業全体でもベスト3に入りますし、海外での売上高は、現在建設業の中でトップに位置しています(2019年1月時点)。
また大林組は大阪府西区が起源。2010年に本社を東京に移すまでは大阪を拠点にしていました。そのため関西でのシェアは大手ゼネコンの中でもトップクラスで、関西での信頼が圧倒的に大きいのも特徴です。

もともとは大阪で土木建築の請負からスタートした大林組。現在の本社は東京に移っていますが、大林組が関西方面に強いのは、「地元」であったからなのです。

そして関西で施工された大林組の建築物も有名なものばかり。現在の大阪城の天守閣は、太平洋戦争が始まる前に大林組が再建工事を行ったものです。戦時中、戦後に大阪城は大きな被害を受けますが、鉄筋コンクリートで作られた大阪城天守閣は被災を免れ、現代でも大阪の象徴として堂々と君臨しています。

その他、大阪市庁舎、甲子園(阪神甲子園球場)、大阪万博では主要施設の施工など、関西の人々にとって馴染みの深い建物の多くには、大林組が関わっていることが多いのです。

大林組の特徴まとめ

スーパーゼネコンの中でも、トップクラスの技術力と売上高を誇る大林組。もともと大阪を拠点として、特に関西方面でのシェアが大きかった大林組は、現在は日本全体で見てもトップ規模。建設業全体から見ても、日本でベスト3の売上高を誇ります。

そんな大林組は、東京スカイツリーなどその土地や日本にとってのシンボルとなる建物の施工が多い点も特徴です。東京スカイツリーでは、大林組の技術力の高さが光り、大林組の名が改めて注目される結果となりました。
また関西方面では大阪城や、甲子園など日本中の誰もが名前を知っている建物を手がけてきました。

近年は海外での売上高も大きく、売上高全体の20%以上が海外での施工によるもの。近年はグローバル化に力を入れていて、今後は海外建設事業売上高を全体の25%にする計画です。

誰もが知る有名施設の建設に関われる

東京駅

およそ100年前、大林組が建設した東京中央停車場。大林組はそれ以降も、拡大し続ける東京駅の工事に携わっています。

現在は、通路の利便性を向上させるプロジェクトを手がけ、通常ダイヤの維持、駅利用者の安全確保、商業施設の閉鎖を最小限にする、といった駅特有の条件をクリアしながら作業を進めているそうです。

そして創業120年になる2012年に完成した東京スカイツリー。

大林組の大きな特徴である世界レベルの技術の集大成ともいわれ、建設中は、専用ウェブサイトを通じて、タワーの建設方法や進捗状況が詳しく紹介されていました。

建設実績

  • 東京都アクアライン
  • ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
  • 大阪駅改良
  • 大阪市庁舎
  • 大阪城
  • 大阪証券取引所
  • 大阪ドーム
  • 阪神甲子園球場
  • 大阪府咲洲庁舎
  • 桂離宮(修復工事)
  • 関西国際空港
  • キャナルシティ博多
  • 京都駅ビル
  • 熊本城
  • グランフロント大阪
  • 神戸空港造成工事
  • 赤坂インターシティAIR
  • 明石海峡大橋
  • 梅田阪急ビル(新ビル)
  • 梅田スカイビル
  • ミズノ大阪本社
  • エクシブ鳥羽
  • 品川インターシティ
  • 商船三井ビルディング
  • センチュリータワー
  • 新宿タカシマヤ・タイムズスクエア
  • TBS赤坂五丁目再開発
  • 東京駅丸の内駅舎
  • バスタ新宿
  • ドバイメトロ(アラブ首長国連邦ドバイ)
  • コロラドリバー橋(アリゾナ州・ネバダ州)
  • 台湾高速鉄道(台湾)
  • イオンレイクタウン
  • イオン新潟青山ショッピングセンター
  • イオンモール幕張新都心
  • イオンモール和歌山

会社情報

株式会社大林組

所在地:東京都港区港南2-15-2

現場監督にはプロジェクトをまとめるマネージメント力も求められる

ひとつプロジェクトに関わる建設技能者の数は、多いときには数千人。こうした巨大組織をマネージメントすることで、ほかでは得られない大きなやりがいを味わうことができます。

しかし、こうした人たちをまとめ上げる現場監督になるには、最短でも、およそ3年はかかるでしょう。
例えば大学の建築系学科を卒業して、新卒で大林組に入社した場合でも、3年以上の実務経験が必要とされます。また、もし2級の資格を持っていたとしても、合格から5年以上の実務経験が必要とされます。

いずれにしても、資格を持っているだけで働けるチャンスは広がりますので、未経験の方は資格取得をめざすことをおすすめします。

未経験から業界に飛び込んでキャリア形成を考えるなら、まずは人材派遣で実務経験を積みながら、資格を取得するということが近道かもしれません。資格を取得するための研修を重視しているテクノプロ・コンストラクションのような人材派遣会社もあります。

大林組で建築施工管理する人の声

建物がどうやって出来上がるか自分の目で知りたかった

大学で設計課題をした際に自分の知識の無さを感じ、実際にどの様に建物が作られていくのかを自分の目で確認したいと思ったのがきっかけです。ゼネコンの施工管理を希望し、大林組に決めたのは大手ゼネコンに入社した大学ボート部の先輩五人の中に大林組は不在だったからで自分がパイオニアになれればと思いました。

プロジェクトの骨格や方針作りを担当

大学の新校舎建設工事のプロジェクトに参加しています。クライアント、設計事務所、行政機関など多くの関係者の窓口をしながら、プロジェクトの骨格や方針作りを担当。長い工期の中、無駄のない工事をこなせる様、また、全ての関係者の皆様が気持ちよく仕事できる様にと考えています。

事務所の若手職員の実務教育にも力を入れており、仕事に取り組みやすく、またメンバー全員が意識を統一できる様に実践してます。

お客様からの感謝の声がやりがい

施工が始まると多くの課題や問題に取り組む忙しい日々となりますが「上棟の日に、最後の梁が青空に上がって行く瞬間」や竣工式にてお客様からいただける感謝の気持ちの言葉で全ての苦悩や苦労が報われた気持ちになります。

節目の日には言葉にならない様な、この仕事をやってきた良かったと思えるやりがいを感じます。

大林組で土木施工管理する人の声

幼少期からの憧れ

幼少期からダムや橋梁などに興味があり、環境や条件に配慮して建造物をつくりあげることに魅力を感じる様になりました。大林組に決めたのは多くの女性職員が現場で活躍しているからです。実際に頼もしい女性の先輩や後輩がとても多いです。

各段階で図面通りか・工程に準じているかなどの確認作業

高速道路トンネルの換気所建設工事にてコンクリート工事を担当してます。鉄筋組立から型枠の組立、そしてコンクリート打設の順に進めますが、各段階で図面通りか、工程に準じているかなどの確認作業を行います。修正の効かない一発勝負のコンクリート打設なので厳密なチェックをして品質確保に努めています。

完成した時の達成感

建造物が完成するまでの間も順に出来上がっていく様は達成感があり、完成した時は一番やりがいを感じます。

また、苦労して造った建造物の出来上がりと設計値があっていた時の達成感も格別です。自分たちの造り上げたものが人々の生活に活かされ、使用されるものとなる事がこの仕事の一番の魅力です。

大林組で設備エンジニアリングする人の声

様々な分野の人間が活躍していることを知り入社

学生時代は生命工学を専攻し、微生物や動物細胞を扱っていたのですが、大林組のエンジニアリング部門でも化学や生物の知識のある人材を募集していたのがきっかけです。建設会社で何ができるか不安はあったものの、様々な分野の方が活躍していることを知り、大林組に入社を決めました。

設計担当者として医薬品工場の生産設備設計などに従事

設計担当者として医薬品工場の生産設備設計と、設備の適格性を評価する業務に携わっています。

前者は建築設計者との調整をしながら、部屋の面積やレイアウト、電気や水まわりの設備の設計をします。後者は工程と照らし合わせた図書の作成工程管理、さらにクオリフィケーション図書の内容確認をしています。

ものづくりの原点を感じる事ができる

医薬品工場は、製造するものによって設備が異なり、また類似製品でも製薬会社ごとに製造プロセスが異なるため、クライアントのニーズを初段階で正しく汲み取る事が重要となります。ですから、クライアントとの打ち合わせのたびにものづくりの原点を感じる事ができ、仕事のやりがいに繋がっています。

現場監督の経験が積める他の会社について詳しく

大林組のプロジェクトについて

大林組はこれまでに様々なプロジェクトを手掛けてきました。我々が生活の中で目にしているもの、頻繁に利用しているものなども多々ある中で、代表的なプロジェクトをいくつかご紹介します。

明石海峡大橋・来島海峡大橋プロジェクト

瀬戸大橋が開通して以来、四国と本州のアクセスは格段に高まりました。その中で明石海峡大橋、さらには来島海峡大橋への注目度が高まる中で、受注のためのプロジェクトチームを発足。施工や研究、設計など様々なジャンルからのアプローチの甲斐あり、受注に成功しました。

テクノポート大阪プロジェクト

大阪ベイエリアで埋立・造成されて新しく生まれた土地の開発プロジェクト。
47都道府県に於いて2番目に狭い大阪府。一方では東京に次ぐ経済規模を誇ることからも、新しい土地が必要で、かつ新しい土地に様々な機能を付与することが求められました。
大林組ではインテックス大阪、大阪ワールドトレードセンタービルディング、アジア太平洋トレードセンターなど、このエリアを代表する建物の工事に携わっています。

南大阪湾岸整備事業(りんくうタウン)プロジェクト

関西国際空港の対岸に位置するりんくうタウン。318.4ヘクタールの埋め立てを含めた総事業費は1兆4,000億円。
都市開発としてはもちろんですが、関西国際空港への玄関口としての役割を担うことになる計画は、ゲートタワービルを受注し、この区域の工事をスタートさせました。

関西国際空港建設プロジェクト

総事業費35兆円とされる関西国際空港建設プロジェクト。大阪の玄関口として、昨今のインバウンドの増加に一役買っている国際空港も大林組が携わっています。
関西国際空港庁舎・管制塔、関西国際空港旅客ターミナルビル北工区を単独で受注。また、空港建設に伴う新空港へのアクセス交通関連工事をJR西日本や南海電鉄からも受注しています。

幕張新都心プロジェクト

幕張新都心は、幕張の都市開発だけではなく、臨海副都心やみなとみらいとともに、東京湾岸の広域インテリジェントゾーンを構成しようと考えられたものです。
商業施設から各事業にも対応できる施設など、様々なものが生まれた幕張新都心ですが、大林組では幕張イベントホール、ザ・マンハッタン、キヤノン販売幕張ビルを単独で受注しました。

みなとみらい21プロジェクト

今でこそ横浜のシンボルとして多くの人が往来しているみなとみらいですが、かつては臨海部と埋め立て地が広がる「何もない」エリアでした。
物を作るだけではなく、「都市」を作るプロジェクトは、公共セクター、民間セクター、第三セクターが一体となって進められましたが、その中の野村タワーズやNRIタワー等、いくつかは大林組が単独で施工しました。

取材協力会社

株式会社テクノプロ・コンストラクション

株式会社テクノプロ・コンストラクション 株式会社テクノプロ・コンストラクション

スーパーゼネコンをはじめとした、建設業界大手を中心に、質の高い技術を提供できる人材を派遣している、テクノプロ・コンストラクション。

2000名近い技術者のうち、未経験者からベテランまで幅広いメンバーが在籍しています。誰もが知っている有名なビルや施設など、数多くの優秀な建設技術者たちが活躍中です。 施工管理や建築について学べる1ヵ月の研修や、先輩担当者のフォロー・サポート体制が充実しているため、未経験で不安なかたもすぐに現場監督になれる環境が整っています。

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