画像引用元:東洋建設公式HP
https://www.toyo-const.co.jp/
国内屈指のマリコンとして知られるこちらの会社は、港湾や海岸、海洋での土木工事で役立つ様々な技術を持っているのが特徴です。例えば、従来の船位測定装置や潮位伝送装置、掘削軌跡表示装置などを組み込んだポンプ浚渫船の船舶運転監視システム「TOP SYSTEM」に改良を加え、設計値に従ってラダーをリアルタイムで自動制御するとともに、浚渫状況を3次元でアニメーション表示することができる「TOP SYSTEM-Auto」は、オペレーターは繊細なラダー操作から解放され、熟練オペレーターでなくても運転状況を容易に把握でき、高精度かつ高能率な操船を可能としました。また、GPSを搭載した作業船にマルチビームソナーを設置し、海底形状を測深し、その結果をリアルタイムにモニター画面表示できる技術として開発された「マルチビームソナーシステム」は、記録した海底地盤高を3D表示することができるため、海底地盤の形状を容易に把握することができます。
東洋建設では、磯部名誉教授の指導のもと、「WESTech-3D」と呼ばれる水質シミュレーションプログラムを導入し、大阪湾の青潮の発生要因解明のための流況計算を実施。さらに、独自の機能を加えて海上工事に伴って発生する濁りの拡散予測などに活用して、海上作業における環境保全のための施工管理などに役立てています。
兵庫県の鳴尾と茨城県の美浦に研究所を構え、水工研究や土質・地盤環境研究、材料研究、構造研究などを日々、行っています。
東洋建設といえば国内屈指のマリコンで、港湾や海岸、海洋での土木工事に関する技術力の高さは目を見張るものがあります。国内だけでなく、海外にも営業所や出張所があるため、ワールドワイドで活躍することができるのも見逃せないポイントです。
会社名:東洋建設株式会社
所在地:東京都千代田区神田神保町一丁目105番地神保町三井ビルディング11階
電話番号:03-6361-5450
海洋土木大手、いわゆるマリコンとして知られる東洋建設では、港湾や漁港、海岸などでの土木事業を多く手掛けているため、土木工事に興味がある人材が求められています。また、国内だけでなく、マニラやハノイ、ジャカルタ、プノンペン、ヤンゴンといった地域に営業所や出張所を構えているため、海岸での勤務にも意欲的に取り組めるという点も重要なポイントです。
大学で土木を学んでいた私が、就職先として考えたのがゼネコン。土木より建築の売上の方が大きい会社が多い中、私は「土木に力を入れている会社」という観点で企業選びをしていたので、おのずと土木に強い「マリコン」に絞られていきました。「海洋土木」という一般的なゼネコンにはない強みがあったことも、私にとって魅力的なポイントでした。マリコンなら、他にない専門性を手にすることができ、不可欠な存在になることができる。それは、自分の将来にとって大きなアドバンテージになると考えていました。
その中で東洋建設を選んだ理由は、「私という人間」を見てくれたと思ったから。学歴など人のスペックだけで判断せず、アルバイト経験の話や卒論テーマの話などを通して、私自身を理解しようとしてくれた唯一の会社でした。そのスタンスに好感が持てたし、そういう会社なら社員一人ひとりを大事に想ってくれるのではないかと考えました。
子どもの頃、ダム建設の現場見学に行かせてもらったことがきっかけで土木の道を志し、大学は土木系学科へ。就職活動時の志望先も、土木に強いゼネコンにすることにしました。その中で、東洋建設を選んだ理由は、ダムなどの陸上のモノづくりだけでなく、海を舞台としたモノづくりにも携われることに魅力を感じたから。私は大学時代にマリンレジャーにはまっていたことから、海が大好きになっていたのです。
現在は、施工管理として、神戸港の防波堤撤去プロジェクトに携わっています。埋め立てによってポートアイランドや神戸空港ができたことにより、この防波堤がなくても神戸港への波の影響はなくなっていたのです。さらに、この防波堤を撤去し、航路を広げることで、大型のコンテナ船が神戸港を行き来できるようになり、貿易がさらに活性化します。東洋建設の仕事は、誇りを持って取り組めるものばかりで、やりがいがあります。