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若築建設

若築建設
画像引用元:若築建設公式HP
https://www.wakachiku.co.jp/

海洋土木を得意とする中堅マリコン

高い浚渫技術

こちらの会社は、海洋関係の土木工事・港湾施設・建築の建設工事を中心とするマリコンであるため、浚渫において高い技術を持っているのが特徴。環境に配慮したグラブ浚渫船兼全旋回式起重機船「若鷲丸」は、130kW以上の原動機にIMO認証機採用することで窒素酸化物の排出低減を実現。余掘量の低減、作業効率の向上を図るため、グラブバケット角度制御装置を搭載しています。

また、グラブ浚渫の画期的なバケット制御システムとして知られる浚渫グラブバケット角度制御装置は、スイング掘削時に旋回角度に応じて向きの変わるグラブバケットの方向を、常に最適な方向に向ける装置。従来のものに比べて旋回に応じてグラブバケットの角度を最適に制御することで重複割合を小さくし浚渫効率を向上させることができるため、重複部分のムラや浚渫効率の低下を防ぐことができます。

浚渫土処理技術

建設工事によって発生した土は、土質性状に応じて適切な方法で利用する必要があり、若築建設は浚渫土処理技術が高いことでも有名。こちらの会社ではカルシア改質土というものを生成する技術を持っています。カルシア改質土とは、軟弱な浚渫土にカルシア改質材と呼ばれるものを混合したもの。これにより強度の発現、水中投入時の濁り抑制、リンや硫化物の溶出を抑制することが可能です。

また、環境にやさしい泥土処理技術として知られる「高含水浚渫泥土の脱水促進工法」を積極的に活用。高含水泥土をスラリー輸送する際、自然環境に無害な脱水促進剤を排砂管内に注入することにより浚渫した泥土を全層にわたり脱水を促進することができます。

若築建設の特徴まとめ

海洋土木を得意とする中堅マリコンとして有名な若築建設。関西国際空港や東京湾横断道路、中部国際空港などの国内大型工事に携わっているほか、コロンボ港など海外でも実績があります。また近年では、海洋事業のみならず、陸上土木や建築へも進出している。

建築実績

  • 横浜港南本牧地区岸壁(-18m)(耐震)上部等工事
  • 水島港玉島地区航路・泊地(-12m)等浚渫工事
  • 平良港(漲水地区)岸壁(-10m)(防波堤外)築造工事
  • 宇部港本港地区航路(-13m)浚渫工事(その2)
  • 七里長浜風力発電所建設工事
  • 宮城黒川太陽光発電所 土木工事
  • 河津下田道路河津ICランプ橋下部工事
  • 九州新幹線(西九州)、嬉野温泉駅高架橋他工事
  • 相筋・鮒田地区河道浚渫工事
  • 東北自動車道蓮田SA(新上り線)休憩施設新築工事・東北自動車道蓮田SA(上り線)商業施設他新設工事
  • (仮称)香椎照葉5丁目計画商業賃貸シニア棟新築工事
  • アリーナ八王子平岡 建替え工事
  • いすゞ自動車九州株式会社宮崎支店新築工事
  • (仮称)大丸駅前ビル新築工事
  • アピア港安全向上計画(サモア)
  • 国道網主要橋梁建設事業-パッケージ1(スリランカ)
  • 農業人材育成機関強化計画(ミャンマー)

会社情報

会社名:若築建設株式会社

所在地:東京都目黒区下目黒二丁目23番18号

電話:03-3492-0271

若築建設が現場監督に求める資質とは

若築建設では、国や地方自治体などが発注する規模が大きな工事を受注するということが少なくありません。そのため、出入り業者が円滑に作業を進められるようにするための調整が必要。それぞれの業者としっかりと話をするコミュニケーション能力が求められます。また、マリコンとしての技術力の高さは、国内だけにとどまらず、海外でも有名。海外での事業に携わることもあるため、ワールドワイドな目線で物事を考えたり、捉えたりする能力も求められます。

現場で働く社員の声

女性が活躍できる会社

叔父や兄が高専に進学していたことから女性の私も自然に高専へ進学。4年の時にインターンシップで建設関連の会社へ行ったことがきっかけでこの業界を希望するようになりました。そんな時、就活の担当から「新卒の女性の土木技術者がまだいないからパイオニアになれるのでは?」と勧められたのがこちらの会社です。

現在は、名古屋港金城ふ頭の84号岸壁の改良工事に携わり、工事の進捗状況を記録する写真撮影と、安全管理業務を行っています。若築建設は業界としても会社としてもまだ女性が少ないからこそ、女性の人材育成に真剣に取り組もうとしています。形だけではなく、活躍する人材として女性を育ててくれるのが他の会社との違いです。

興味を持ってもらえる喜び

私が海洋土木の工事で最初から最後まで担当した現場がお台場海浜公園に施工した水陸両用バスの船揚場。陸と海を行ったり来たりするためのスロープです。資材の調達、現場の作業員さんとの打ち合わせ、作業をする中で起きる問題処理などの経験が貴重な財産になりました。また、「水陸両用バスの船揚場を設置しています」という工事PR看板を掲示すると近隣の人や観光客にも注目されるなど興味を持ってもらえる喜びを知ることができました。

現在は、東京都の仕事で、レインボーブリッジの外側にある臨海副都心に、大型クルーズ客船に対応できる新客船ふ頭を建設する工事に携わっています。東京湾の新しい海の玄関口として期待されており、やりがいを感じられる仕事です。

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