画像引用元:矢作建設工業公式HP
https://www.yahagi.co.jp/
矢作建設工業をはじめとする矢作建設グループは、グループ会社7社で構成。建設工事の設計・施工を手掛ける矢作建設工業株式会社を中心に、分譲マンション事業、不動産事業、マンション管理事業、緑化事業などを行っています。事業用地の取得から始まり、設計・施工・管理・メンテナンス・リニューアル業務まで、建物のライフサイクルのあらゆる場面で顧客の要望に応える建設エンジニアリング企業です。単なる建物づくりにとどまらず、各分野に精通したグループ企業の専門的なノウハウと、あらゆる分野に特化した独自の技術を統合することで、矢作建設グループにしか実現できない新たな価値を提案してくれます。
中でも特に定評があるのが設計力とデザイン力です。2000年代の初めころまでは、公共工事にも積極的に取り組んでいましたが、主力であるマンション建設に加えて、耐震工事などに経営の軸足を移し、公共工事からの脱却に成功。その結果、2004年の売上高は前年より減少したものの、利益率はアップ。さらに特命受注を増やすために設計部門の人員を増やすことなどで増強し、提案力を高め、「矢作建設工業といえば設計力」という評価を得るようになりました。
具体的には、営業部、設計部、施工部、技術部、積算部、購買部による組織横断型の「プロジェクトチーム」を案件ごとに編成。顧客の要望に対してそれぞれの部署が意見を出し合って最適な設計・デザインプランを提案します。
マンション建設と並んで矢作建設工業が力を入れているのが開発事業。不動産コンサルティングから、事業計画、設計・施工、完成後の運用まで、不動産の全ての段階において専門性の高いサービスをワンストップで提供しているのが特徴です。自社の用地取得による開発事業のほか、SPC(特定目的会社)を活用したスキーム、リース会社との連携による開発など、様々な実績を持っています。
名鉄グループの1つである矢作建設工業。マンション建設や不動産開発、耐震工事のほか、名鉄グループであることから鉄道土木においても実績があり、リニアモーターカーの軌道建設なども受注しています。
会社名:矢作建設工業株式会社
所在地:愛知県名古屋市東区葵三丁目19番7号
電話:052-935-2351
矢作建設工業は、ゼネコンとしては中堅という位置づけとなっていますが、その設計・デザイン力の高さから数多くの工事を受注し、中には大規模な案件も少なくありません。そのため、出入りする業者も多く、施工管理を行う現場監督には円滑に作業をするためにそれぞれの職種の人たちとコミュニケーションを図る能力が必要となります。
私は施工管理の仕事に従事しており、現在は、マンション現場を担当。安全、品質、工程などの管理を行っています。着工前は、協力会社の人たちとの顔合わせや施工図のチェック、施工計画の作成を行い、打合せにて詳細な取り決めを決定。着工後は事前準備を基にして、工種や工程ごとの施工状況、完了確認を行い、違いがあれば再確認を行います。職人さんたちは、その道のプロでありプライドを持って仕事をしており、対等に専門的な話をすることは決して簡単な事ではありません。そんな時は、自身の知識・経験・コミュニケーション力を駆使し、解決を図りながら、信頼関係を構築していきます。
将来は、会社を代表しても恥じない所長となって、現場で働く全ての人が充実して働ける環境を用意すること。その結果、エンドユーザーに喜ばれ、後世に残る建物をつくり続けていくことが私の夢です。
入社説明会の時に「自分が作った建物に誇りが持てる」「外部足場を解体した時の感動が忘れられない」と話していた先輩社員の話が頭に残っていて、自分もそれを体感したいと思ったから。現在は、大規模な工場の新築工事に携わり、主に基礎躯体工事を担当。安全や品質管理、工程管理などをメインに現場と図面の照合確認を行っています。
思い出に残っているのは、IKEA長久手プロジェクトで冬場に経験した「土間の養生管理」です。「ひび割れのない土間をつくってほしい」というお客様からの要望に応えるため、システムを使って常時、散水するようにしていたのですが、寒さで水が凍り、散水システムが一時的にダウン。雪の降る中、試行錯誤を繰り返すことで散水を再開することができ、ホッとしたのを今でも覚えています。現在は、休みの日に勉強をしながら一級建築士の資格取得のために頑張っています。