今回はテクノプロ・コンストラクションの現場監督としてご活躍中の中間さんにお話を伺いました。
高校を卒業した後、鹿児島の実家が経営している建築会社で働いていました。
そこで建築の基礎や知識を学んだのですが、このまま継ぐのではなく、一度外の世界を見てみることで、さらに知識や経験を積んで、評価されるようになりたいと思うようになりました。
関東での生活に憧れていたということもあったので、東京で建築の仕事に携われる会社を探しました。
自分は第二新卒の扱いになるかと思うのですが、実家で経験していたとはいえ、まだまだ基礎的なことから学ぶべきことが多いと感じていました。
求人サイトで探している時に、未経験から育ててくれるテクノプロ・コンストラクションを見つけました。
会社紹介を見てみると、誰もが知っている有名な施設やビルの建設実績があることが分かり、興味を持って応募することにしました。
さらに、研修内容が座学から実習まで充実していることも応募の後押しになりましたね。
前職は現場の職人として働いていましたが、テクノプロ・コンストラクションでは現場監督として長谷工コーポレーションのプロジェクトを担当しており、都内の7階建てマンション2棟の建設現場で施工管理をしています。
仕事内容は、例えば、生コン(フレッシュコンクリート)の流し込みなど各作業工程で職人さんがスケジュール通りに動いてくれるかを確認しています。
指定した日にちまでに作業が終わらないと納期が遅れ、関係者に迷惑を掛けてしまうため、徹底できるように気を付けています。
自分が担当した現場で、一つの作業工程が終わって、形になった時に達成感があります。
また、現場で職人さんや、関係者などを自分が取りまとめていることは、ある意味現場の中心的な役割を果たしているということでもあり、責任感とやりがいを感じています。
これから先、一つのビルや建築物が完成したら、更なる達成感が得られると思い、楽しみですね。
このくらいのプロジェクト規模にもなると、かかわる職人さんの人数も多いので密なコミュニケーションが必要になってきます。
年齢や経験もバラバラで、仕事に対する考え方もそれぞれの職人さんで違うので、その方に合わせた対応をして現場の雰囲気が良くなるように日々心がけています。
研修では、配られた教材にそって木造、RCなど建物の構造や、コンクリートなどの素材種類など、一か月みっちり学びました。
製図、トランシットの使い方などの実技研修も行います。
講師の方達は優しく、分かりやすく教えてくれるので難しいとは感じませんでした。
日々新しいことを学べるのはとても有意義で楽しかったです。
施工管理の経験がほとんどない人でも、テクノプロ・コンストラクションでは早い段階から直接現場で学ぶ機会を与えてくれます。
また、希望する現場があればいつでも相談できる営業担当者がいるため、別の現場を担当させてもらえることもあります。
実際に人間関係で悩んだ時があって、相談したこともありましたが、柔軟に対応してくれるなど、フォロー体制が整っているので安心です。
基本日曜日は休みです。
現場にもよりますが、第2土曜日以外は出ていますね。
現在の仕事は少し忙しく、残業は月40~50時間になっています。
そこまで忙しくない現場であれば、月20時間くらいなので、プライベートも充実させている人が周りに多いですね。
まずは、さらに現場監督としての実績を積んでいきたいと思っています。
そして将来的には、自分の携わったビルやマンションを完成させて、形にしていくことが目標です。
そのためには、会社の資格補助制度を活用して、施工管理技士2級を取得してスキルアップしていきたいですね。
取材協力会社
株式会社テクノプロ・コンストラクション
弊社は大手建設会社としっかりしたパートナーシップを構築していますし、自社には約2,300人ものスタッフを抱えていることから、クライアント企業様ともフラットにお付き合いできるのが強み。未経験者でも研修を経ることで、大手建設会社の現場で就業している人材はたくさんいます。 プロジェクトで見ると、3ヶ月単位で更新となるのが一般的。満了までの期間では、短いケースで6ヶ月、長期プロジェクトになると3年以上となるケースもあります。
また、ひとつのプロジェクトが満了になったからといって、仕事がなくなるわけではありません。就業中のプロジェクトが満了となる1ヶ月前には、営業スタッフが次のプロジェクトを紹介するサイクルが整っています。