このページでは、スーパーゼネコンの現場監督に代表されるように、20代から仕事で稼げる人材になるためのポイントを紹介します。
現場監督の収入を左右する要因には、業務特性によるものと、業種業態を問わず関係するものとがあり、主な3つのポイントを以下に紹介します。
中小企業よりも大企業の方が同世代でも年収が高めになるのは、どの業界にも共通する傾向。一方、建設業界自体、スーパーゼネコンと呼ばれるトップ企業は、大企業の中でも高収入であることが知られています。 必然的に担当するプロジェクトの予算規模も大企業の方が大きくなりますし、同程度の業務量でも大企業の大きなプロジェクトを担当する方が収入は高めになるわけです。
施工管理技士の資格があれば手当がつきます。二級よりも一級の方が有利なのはいうまでもありません。 ただし、初任給ならいざ知らず、年収が高くなっていくと資格手当による収入増は相対的に小さなものとなっていきます。
勤務年数を重ねて、役職も付けば収入はアップします。現場監督という仕事では50歳前後が平均年収のピークになる傾向があるのも特徴です。
また、一般的には大企業の方が昇給ペースは早く、役職を見ても大企業の主任と中小企業の部課長が同程度の年収ともいわれています。
同じ現場監督という仕事をしていても収入が違えば実際の仕事ぶりにも違いが出るもの。ここでは、年収を300万円と1,000万円に想定して、それぞれ典型的なパターンの仕事ぶりを紹介します。
現場監督といっても経験の浅い状況で、現場では上司などのアシスタント的ポジションで雑用に振り回されることもあるでしょう。
小規模なプロジェクトなら自身が現場監督として現場を切り盛りすることもありますが、ある程度規模の大きいプロジェクトになると特定パートを担当することになります。 まだまだ経験値を積み上げるべき段階で、多少のミスはあってもリカバリーすることによって評価を高めることもあるでしょう。
スーパーゼネコンの大規模プロジェクトを担当する、現場監督というよりは総責任者ともいえるポジション。しかも、複数のプロジェクトを同時進行で抱えるケースも珍しくありません。 複数の現場監督から上がってくる進捗レポートなどをチェックして、問題があれば速やかにクリアするよう調整する、高いマネジメント能力が求められます。
予算規模が大きいプロジェクトで問題が起きれば、会社に与えるダメージも甚大となるリスクがあり、その分大きな責任と引き換えに高収入を得ているわけです。