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日揮ホールディングス

日揮ホールディングス
画像引用元:日揮ホールディングス公式HP
https://www.jgc.com/jp/

技術力の高さでワールドワイドに活躍する企業

プロジェクト遂行能力とエンジニアリング技術の高さ

世界80か国で2万件を超えるプロジェクトを行う(2019年10月時点)というプロジェクト遂行能力の高さが日揮ホールディングスの特徴の1つ。プロジェクトでは、品質やコスト、スケジュールの最適化を実現するため、常に革新を図りながら、様々なリスクにしっかりと対応できるよう心がけています。また、日揮ホールディングスが持っている高度なエンジニアリング技術によって優れたプラントや施設を具現化できるのも強みの1つです。

幅広い分野での地域ポートフォリオとアライアンス力

世界各国で事業を展開する中で幅広い分野で各地域ごとのポートフォリオを持っているため、市場の変化に柔軟に対応するなど、日揮ホールディングスの持続的成長を実現することが可能です。また、対象となるプロジェクトに応じて、他のエンジニアリング会社との協力体制を構築できるというアライアンス力の高さも魅力。プロジェクトを遂行するためのキャパシティの柔軟にする役割もあります。

ニッチな市場で高いシェアを実現

機能材製造事業も手掛けている日揮ホールディングス。特徴は、オンリーワンの技術によってニッチな市場で高いシェアを実現していることです。例えば、原油を分解・脱硫する化学反応に用いる石油精製向け触媒の中でも流動接触分解触媒は、国内有数のシェアを維持しているほか、触媒製造で培ったナノ粒子調製・制御技術をベースに、多様なファインケミカル製品も製造しています。また、セラミックスの特徴である耐熱、耐食、耐摩耗性などの機械的特性を活かした製品であるエンジニアリングセラミックスや軽量、高剛性、低熱膨張、振動減衰性を実現する金属セラミックス複合材料もニッチな市場ではあるものの、高いシェアを確保しています。

日揮ホールディングスの特徴まとめ

世界80か国で2万件を超えるプロジェクト(2019年10月時点)を遂行できる日揮ホールディングスは、幅広い分野での地域ポートフォリオとアライアンス力の高さが魅力。オンリーワンの技術によってニッチな市場で高いシェアを実現するという企業戦略もポイントです。

建築実績

  • メガソーラー発電所(千葉県)
  • 医薬品中間体
  • 原薬製造工場
  • 医療法人 熊谷総合病院
  • ガス化複合発電プラント(横浜市)
  • メガソーラー発電所(大分市)
  • LNGターミナル(青森県八戸港ポートアイランド)
  • 総合病院(慶応義塾大学)
  • 再生医療施設(愛知県)
  • ガラス固化技術開発施設(青森県)
  • 無菌製剤工場(富山県)
  • 使用済み核燃料再処理施設(茨城県)
  • 接触分解(FCC)装置(千葉県)
  • CCS設備(北海道苫小牧市)
  • メチオニン製造設備(愛媛県新居浜市)
  • 航空機給油施設(愛知県常滑市)

会社情報

会社名:日揮ホールディングス株式会社

所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1

電話:045-682-1111

日揮ホールディングスが現場監督に求める資質とは

日揮ホールディングスは7600名以上の社員を抱える、国内でもトップクラスの建設・エンジニアリング会社。その事業は国内にとどまらず、世界各国で行われています。そのため、海外の勤務を希望するというようなワールドワイドな目線を持つことが求められます。もちろん、1つひとつの事業規模も大きくなるため、難易度の高い仕事にも積極的に取り組もうとする姿勢を持っているというのも重要なポイントです。

現場で働く社員の声

責任のある仕事を任せてもらえる

大学で電気化学キャパシタの電極材料についての研究を行っており、その研究を通して、エネルギーに興味を持ったことが入社のきっかけ。シンガポールの現場では、顧客が立ち会う中、ガスタービン発電機の始動モーターの試運転作業に携わりました。入念に準備したにもかかわらず、電源ブレーカーを入れても機器が全く作動しないまま。半日間、トラブルシューティングを行い、上司の手を借りながら、なんとか試運転を終了させることができました。未熟ながらも責任ある仕事を任せてもらい、自分ができる限界まで仕事を遂行させてもらったことは、今でも成長につながったと感じています。

若いうちから海外で仕事ができる

大学では留学や様々な国際交流活動に取り組みながら、日本の大学院で電子物理工学、中国の大学院で材料工学を専攻。メーカーの技術職も考えていましたが、若いうちから海外で活躍できることに惹かれこちらの会社を選択しました。サウジアラビアでのプロジェクトで、コントロールバルブに設計の不備が見つかり、急遽、アサインされたことがありました。すでに建設フェーズに入っていたため、早期解決が不可欠なものからベンダーと打ち合わせ、解決策をまとめながら、ベンダーや現場建設チーム、調達部とスケジュール調整を実施。なんとか問題を収束することができ、社内外の組織を柔軟に巻き込むことができる対応力が身についたと思います。

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