画像引用元:千代田化工建設公式HP
https://www.chiyodacorp.com/jp/
千代田化工建設では、国内・海外のグループ会社で、協力・連携しながら高いレベルで均質な業務の遂行を行うため、設計基準・遂行手法のグローバルな標準化を目指しています。その時代における最新技術の導入・自主開発を行い、効率的で信頼性の高い遂行を目標にしています。例えば、1970年代からプロセスシミュレーションの重要性を認識し、様々なシミュレータ・ツールを自社開発。精度の高い基本設計を行い、顧客から高い評価を受けてきました。また、IT時代の現在では、これらのシミュレータ・ツールを有機的に統合したシステムを活用し、従来のマニュアルや設計手法に沿って設計を進めたり、重要な箇所についてはシミュレーション・解析技術を駆使したオーダーメイドの個別解析で設計したりするなど、大型化・複雑化したプラントの設計を効率的かつ高精度で進めています。
世界が直面する様々な問題に対応するために、独自技術の開発を通じた社会貢献を目指しているのも千代田化工建設の大きな特徴。その1つとして、顧客のために効率の良いプラントを提供することを目的として、様々な分野でのプロセス開発に取り組んでいます。「CT-121非煙脱硫装置」や「酢酸製造プロセス」など、千代田化工建設によって開発されたプロセスは、事業として顧客に提供されるだけでなく、技術供与を通じて広く世界中に提供されています。
こちらの会社では、プラントの操業開始後に、運転と保全の観点から、診断やシミュレーション、コンサルティングを活用。プラントの状況を適切に把握するのはもちろん、プラントの将来を予測し、対応を図ることをワンストップで行い、プラントの安定・安全操業を支援します。中でもコンサルティングは、設備運転・保全における様々な課題に対して、設備や組織、業務プロセスなどの観点から課題抽出を実施。優先順位付けや対策立案により効率的なプラント管理を実現します。
千代田化工建設は、国内だけでなく、海外にも数多くの拠点を構え、それぞれが連携をしながら独自の技術開発などを積極的に行っている会社です。その開発した技術は、事業に活用するのはもちろん、社会貢献にも大変、役立っています。
会社名:千代田化工建設株式会社
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい四丁目 6番2号みなとみらいグランドセントラルタワー
電話:045-225-7777
千代田化工建設は、エネルギーから医薬品や環境保全まで幅広い分野で展開しています。中東やアジアを中心に6つの海外事務所を構え、石油・ガス・化学などを中心に「海外売上が全体の約8割」を占めています。そのため、外国籍の社員も数多く在籍しているため、このような環境でも積極的に働くことができる人材が求められます。もちろん、海外事務所での勤務をする機会も多いので、グローバルな目線で物事を判断することができる視野の広さも重要です。
大学では建築学を専攻しており、就職活動を進めるうちに、街の中にある商業施設や公共施設などの建物よりも、エネルギー、環境、医療関連など社会貢献性の高い施設の建設に携わりたいと思うようになりました。中でも千代田化工建設の業務内容が自分の思い描くエンジニア像に最も近かったことが入社を決めたきっかけです。
本社での設計業務だけでなく、国内外の現場に赴任して現場工事管理を行うチャンスがあることがこの会社の魅力の1つで、2013年の2月までパプアニューギニアの現場に赴任。現場では、設計で作成した図面の通りに建設できているか、また設計に不足や修正が必要な場合の対応業務を担当しました。1つのミスや図面完成の遅れが工事の遅れに直結してしまうため、迅速な対応が常に求められており、緊張感のある業務となりますが、その分、工事が進んだ際には大きな達成感を得ることができます。
「社会を根底から支えるエネルギーに関する仕事がしたい」と考え、プラントエンジニアリング業界に興味を抱き、こちらの会社への入社を決めました。現在は、土木建築設計部にて、コンクリート基礎や道路、排水設備などの設計をメインに扱うセクションに所属。オーストラリア向けLNGプラントの土木設計業務を担当しており、機器基礎および排水設備の詳細設計をしています。千代田化工建設の醍醐味は、若手から責任ある仕事を任せてもらえる機会が多いという点。海外グループ会社への発注業務や顧客説明を経験し、さらに自分の努力次第で重要な仕事を任せてもらえることができます。