画像引用元:九鉄工業公式HP
https://www.kyutetsu.co.jp/
1942年の創業以来、鉄道工事事業を中心としながら、土木事業ならびに建築事業を併せて展開している九鉄工業株式会社。同社の鉄道工事事業は、在来線および新幹線、さらに、地下鉄や市電、第三セクター路線の設計、新設、検査、改良、保守業務を中核としており、JR九州の九州新幹線鹿児島ルートや、福岡市地下鉄七隈線、山陽新幹線小倉・博多間工事などを手掛けた実績があります。また、建築事業としては、住宅建設や官公庁各種施設をはじめとして、オフィスビル、各種商業施設、駅舎など、建築物の分野にかかわらず幅広く手掛けている同社ですが、とりわけ駅舎に関する実績を豊富に有しており、熊本駅高架下商業施設、MJR大分駅前ザ・レジデンス、福岡銀行戸畑支店、関門海峡ミュージアム、川内駅、九大学研都市駅、日向市駅といった施工実績をもっています。
また同社は、老朽化してしまった駅舎建築の修復も手掛けています。とりわけ、建設から既に100年以上を数え、日本経済新聞の「足を延ばして訪れて見たい駅」ランキング(日本経済新聞社の2007年アンケート)では映えある一位を獲得したこともある重要文化財門司港駅の本屋保存修理工事、ならびに、築120年以上であり立体交差駅としても知られる折尾駅の複雑な駅構造を解消した実績などは、同社の高い技術力を示すものとして、国内外から高い評価を受けています。加えて、熊本駅の連続立体交差点事業といった実績も、同社の高い技術力を裏付ける例の一つとして挙げることが出来るでしょう。
鉄道工事事業を中心とした事業展開、重要文化財の保存修復も手掛けたことがある高い技術力に加えて、「安全を全てに優先させる」ことをスローガンとして掲げながら、独立した事業部として「安全事業部門」を設置するほどの徹底した安全対策への同社の取り組みも、九鉄工業株式会社の大きな特徴の一つとして挙げることが出来ます。社内で各種講演会および研修会、事故防止のためのキャンペーンを定期的に実施するといったことはもちろん、工事現場の安全パトロールを幹部が計画的に行い、また、法令遵守を社内で抜かりのないものとするために「計画(P)・実施(D)・評価(C)・改善(A)」のサイクルに基づいた指導を徹底的に行うなど、同社の安全対策のための取り組みには枚挙に暇がありません。
新幹線関連の工事にも関わった実績を誇る鉄道工事事業を中心として事業展開している点と、また他方では、建築事業では重要文化財の修復を手掛けるなど、国内外からも高い評価を受けている同社の優れた技術力が、九鉄工業株式会社の最も大きな特徴と言えるでしょう。また、徹底した安全対策を行い、クライアントや地域の人々から信頼される「安全風づくり」に真剣に取り組んでいる点も、同社の大きな特徴の一つです。
会社名:九鉄工業株式会社
所在地:北九州市門司区小森江3丁目12番10号
電話:092-475-6760
上述のように、安全対策に徹底的に取り組んでいる九鉄工業株式会社。そんな同社が現場監督に求めるであろう素質としては、まず第一に、現場では細かな作業であっても決して手を抜くことない強い責任感が、欠かすことの出来ない重要なものとして挙げられるのではないでしょうか。また、鉄道工事事業に大きな力を入れている同社だけに、鉄道や駅舎建築に関心があればなお良いと言えるでしょう。