東京本社を拠点とする協和エクシオは、全国に10の支店を持ちシステム構築に必要なソリューションと施工ネットワークを提供しています。ここでは、通信インフラ事業をベースに取り組む協和エクシオの事業の特徴や実績などについてまとめてみました。
画像引用元:協和エクシオ公式HP
1954年に総合建設業として設立した協和エクシオは、 設立当初より電気通信工事をメインに取り組んできた企業です。1973年には建設工事業等の認可を受け、さらに幅広い事業の展開により成長を重ねてきています。現在では、情報通信やIT関連、海外開拓にも力を入れているようです。
協和エクシオの手掛ける事業は、通信インフラ事業をはじめ、電気・土木・環境インフラ事業のエンジニアリングソリューションとネットワークインテグレーション、システムインテグレーションのシステムソリューションの2つに大別されます。公共工作物を手掛けてきた実績もあり、信頼性の高さ がうかがえる協和エクシオ。今後も様々な事業を通して社会貢献をしていく企業のひとつと言えるでしょう。
協和エクシオでは、日本で暮らす多くの人の生活を豊かにする土木事業を担っています。その一つが、災害による被害の軽減が期待される無電柱化です。道路などでよく目にする電柱ですが、電線や関連設備を地中に埋設する無電柱化により、都市の景観を保ち、災害時の緊急車両の通行を確保することを可能としています。
地下に埋設されているマンホールを継続的に使用できるよう延命化を行う地下設備補強工事や、路面を開削せずに地中掘削貫通させる非開削工事など、高い技術力を要する工事にも対応。人々が当たり前のように暮らしている生活環境を安全で快適なものへと整備してくれています。
協和エクシオの強みは、長年積み重ねてきた高い技術力です。社員一人ひとりが成長していけるよう、学びを得る場を提供。経験を積んだ実績のある社員が講師となり、若い社員へ実務に役立つ技術をつなぐ勉強会を設けています。社員が一体となり自主的に「育て」「育つ」そこでつながる技術力が、第一線を走り続けることができる理由と言えるでしょう。
創業から変革・飛躍・成長 と60年以上経て、今もなお改新を続ける協和エクシオ。数多くのインフラ事業によって暮らしを支えてきた実績は、企業の強みでもあります。協和エクシオは、大々的な建物建築とは異なり、目に見えるものばかりを手掛けているわけではありません。
しかし、日本の暮らしを支える重要なインフラ事業を担う、私たちにとっても身近な存在でしょう。グループ理念である「技術力を培う」「豊かさを求める」「社会に貢献する」 をもとに、日本の未来をリードする企業です。
株式会社 協和エクシオ
所在地:東京都渋谷区渋谷3丁目29番20号
電話: 03-5778-1111(代表)
チャレンジカルチャーを持つ協和エクシオでは、社員自らが成長できる環境を提供しています。技術研修をはじめ、海外研修や階層別研修など多くの社員が継続的に学ぶことができる企業です。協和エクシオは、一緒に働く仲間を大切にすることのできる「協和」と自ら考えを突破することのできる「エクシオ」を重要としています。チームで一つの目標に向かい、その中で自ら考え、新たな価値を切り開くことのできるイノベーティブな人材 が企業を支える要と言えそうです。
953.5メートルもの雨水幹線管渠を地中に埋める非開削工事のプロジェクト事例です。雨水幹線管渠とは、雨により地上が浸水しないために施す、地下に埋め込まれる排水管のことを言います。このプロジェクトでは、内径2.2メートルの鉄筋コンクリート管を長距離、地下に埋め込む難しく実績のない工事でした。
地下には既存の鉄道トンネルなどもあり、離隔70㎝という近接施工は、緻密に考えられた施工計画と管理により実現。様々な問題点をクリアにしながら、協和エクシオの技術力を活かした大きなプロジェクトのひとつです。
生きていくうえで必要なものが「衣食住」です。このプロジェクトは「住」にも係わるものと言えます。住居やビル、店舗などの建物にも必ず必要な雨水や排水を運ぶための配管。日々歩いている道や車で通行する道の下には、様々な配管が通っています。また、地中には普段の暮らしで利用する地下鉄などもあり、緻密な施工計画がなければ実現できないほど非常に複雑です。
通行止めなど、生活への影響を最小限に抑え、環境負荷も低減することを可能とした協和エクシオの非開削工事。状況に合わせて用いた工法を用いた世界最長クラス非開削工事は、高い技術力とそれを活かす豊富な知識によって成功したプロジェクトです。
協和エクシオでは、1963年から現在に至るまで海外の通信設備工事に携わってきました。最先端技術を用い、海外での情報通信ネットワーク構築に力を入れています。タイでは、光ファイバケーブルや携帯電話用鉄塔、フィリピンでは協和エクシオによる独自開発の無線通信用設備建設工事を実施。
インターネットなどの情報ネットワークが急速に発展する現代に欠かせない通信設備。世界のどこにいても繋がる技術を提供するプロジェクトは、日本のみならず世界の暮らしにも貢献しています。
どこにいても連絡を取り合える「繋がり」を感じることができる現代。普通に生活をしていて、その理由を考えることはほとんどありません。活を豊かにする通信ネットワークによって得る安心感。協和エクシオが参画する大型プロジェクトは、先進国以外の国々に対して、利便性だけでなく安心感を提供するプロジェクトと言えるのではないでしょうか。一つひとつ整備をすることで、少しずつ豊かになる生活。通信設備建設プロジェクトは、世界中を繋ぐ重要な仕事です。
8:00 現場へ出社 |
全作業員が集まり、現場朝礼の実施 |
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9:00 現場確認 |
現場を回り安全面などに問題がないか、各現場の進捗情報を確認 |
10:00 打ち合わせ |
建築業者と打ち合わせ |
12:00 ランチタイム |
現場周辺でランチタイム |
13:00 現場確認 |
再度現場を回り、午前中の進捗情報を確認 問題点についても確認 |
14:00 事務作業 |
事務所にて図面・提出書類の作成 |
17:00 終礼 |
1日の進捗状況を確認・報告するための作業員と終礼を実施 |
19:00 退社 |
書類作成を済ませ、終業 |
学生時代からの夢であった電気設備の施工管理。協和エクシオに入社してから、大型オフィスビルや物流倉庫、病院などの様々なジャンルで電気設備工事の施工管理として携わってきました。大きな建物に必要な照明をはじめ、コンセントの位置やスピーカーなど細かなものまで設計を行い、配線や動作確認まで担当しています。
約2年に及ぶプロジェクトは、長丁場ながら作業員とコミュニケーションを取りながらの現場確認や設備の許可申請・図面を含む書類作成など、やることも沢山あります。プロジェクトが無事に終わり、ビルに明かりが煌々とつく姿を見ると、毎回自分の仕事の重要性を実感することができます。
協和エクシオは多岐にわたる事業で社会に貢献する企業です。自らが目標を持ち、チーム一丸となって一つのものを手掛ける達成感は感慨深いものがあります。様々なことにチャレンジする精神を持ち、自らの成長を楽しむことができる企業ではないでしょうか。協和エクシオでなら、日本を飛び越え世界と繋がる誇りある仕事を担うことができるはずです。施工管理として、人と社会を支える仕事に携わってみてはいかがでしょうか。