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ダイダン

ダイダン
画像引用元:ダイダン公式HP
https://www.daidan.co.jp/

三和グループの電気設備工事会社

スマートエネルギーへの取り組み

経済産業省のエネルギー基本計画において、オフィスビルや病院などの建築物については、2020年までに新築公共建築物などで、2030年までに新築建築物の平均でZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)を実現することを目指すという目標が設定されています。それを受け、こちらの会社ではZEBに対応するために、総合設備工事業者として培った技術力を生かして、省エネルギーに関する技術開発を進めてきました。その取り組みとして挙げられるのが、次世代の建築設備に関する研究・開発を推進するプラットフォーム「新研究棟」の建設。ガスコージェネレーションや太陽光発電、太陽熱、地中熱等を組み合わせることでエネルギーの有効活用を図るとともに、災害等の外乱に強い安定した設備機能を発揮する次世代の「省・創・蓄」エネルギー技術の実証実験を行っています。

再生医療分野での新事業創出

飛躍的な成長が期待される再生・細胞医療の実用化と産業化に向けた拠点として、神奈川県が整備を進める「ライフイノベーションセンター」(神奈川県川崎市)内に、細胞培養加工施設を備えたオープンイノベーション拠点「セラボ殿町」を開設。再生医療の周辺産業も視野に入れた新たな事業創出を目指すとともに、再生医療分野の発展・普及に寄与することを目的として、オープンイノベーション手法を取入れ、様々な取り組みを行っています。具体的な事例としては、再生医療・細胞治療向けの細胞加工に取り組む大学、製薬会社、研究所、ベンチャー企業にクリーンな細胞培養加工環境と機材を提供しながら行う課題の発見と解決への協力や、材料メーカー、試薬メーカー、装置メーカー、除染業者など再生医療サポート企業へ開発製品の評価の場を提供し、課題の発見と解決に協力することなどがあります。

自慢の製品とシステム

こちらの会社では、工場・研究所や医療施設、オフィス、再生医療など様々な環境に適した製品やシステムの開発を積極的に行っています。工場・研究所であれば、二次電池製造工場等で必要となる低露点空気を省エネルギーで供給する「低露点室向け省エネルギー除湿システム」、ダクトレス化を図りながら清浄度分布を均一に維持できる「バーチャルダクト・クリーンルームシステム」などがあり、医療施設であれば、血管造影撮影装置(アンギオ)を備えたハイブリッド手術室向けの、術野の清浄度向上と照明の適正配置を考慮した空調システム「ハイブリッド手術室向け空調システム」、結核などの呼吸器系の病気で痰を採取して検査を行う時に周囲の人に感染しないようにするための「採痰ブース」などがあります。

ダイダンの特徴まとめ

ダイダンの強みは、100年以上の歴史がある施工実績をデータベース化したダイダン施工基準。1400人以上の社員の多くが第一線の技術者ですが入社後の5カ月に及ぶ合宿研修をはじめ、フォロー研修や専門の技術研修など自社でスペシャリストを育成していることと、先進技術の研究開発にも積極的に取り組んでいることです。

建築実績

  • 日亜化学工業新K-1棟
  • 広島赤十字・原爆病院
  • 帝京大学八王子新校舎1期
  • 医療法人相生会福岡みらい病院
  • 信州大学国際科学イノベーションセンター
  • 品川シーズンテラス
  • 鹿児島市立病院
  • シンガポール国立大学薬学棟MD1
  • 香川県立中央病院
  • 沢井製薬関東工場新工場
  • グランフロント大阪南館
  • 武蔵浦和駅第1街区第一種市街地再開発事業
  • 社会福祉法人恩賜財団済生会今治病院
  • JPタワー
  • 伊勢赤十字病院
  • CREATE
  • 長崎大学病院本館【改修】

会社情報

会社名:ダイダン株式会社

所在地:東京都千代田区富士見2丁目15番10号

電話:03-3261-8231

ダイダンが現場監督に求める資質とは

現場監督である施工管理の仕事の1つが、それぞれの職人さんが円滑に作業するためのスケジュール管理。そのため、人を動かしたり管理する能力が求められます。また、当初のスケジュール通りにいかないケースも多いため、臨機応変な対応力も重要です。

現場で働く社員の声

新人でも色々な仕事を任せてもらえる

現在、私が担当している業務は、事務所ビルの新築工事における施工管理。業務内容は、事務所での作業と現場管理の2つがあります。事務所での作業は、設備施工図の作成や設備仕様検討などを行うほか、施主や設計事務所と技術提案などの打合せを行います。一方、現場管理では、品質管理や工程管理を実施。その中で、自分が考え描いた施工図が形として現れることに達成感、やりがいが感じられます。入社2年目で改修現場の担当者として、施主との打合せ、施工図の作成、現場管理と様々な業務を任せてもらえるなど、新人でもチャレンジさせてもらえるのも魅力の1つです。

協力して1つのものを造るのがやりがい

現在、建築工事現場で空調・衛生設備の施工管理を行っています。建築設備とは、普段、何気なく使っている、建物の中にあるトイレや空調機などのこと。これらを含め、建物は全て人の手によって造られています。私の主な仕事は、現場で作業する職人さんに指示を出したり、安全と品質を管理したりすることです。他にも、図面や書類を作成し、現場の作業がスムーズに進むように他業者と打合せをしながら調整を行うことも重要な仕事。多くの人と協力してひとつの建物を造る、その工程に携われるということが嬉しく、やりがいを感じます。

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