このページでは、現場監督が役立つ雑誌を紹介しています。日々進歩する建築や建設に関する情報をアップデートするのに役立つでしょう。
日経BPが出している雑誌です。内容は建築や土木関連の最新ニュース。ただ、ニュースを多角的に捉えている記事が多いです。新しい土木技術や製品の紹介やサービス、入札や契約制度のことなど、バラエティ豊かな土木や建築情報をタイムリーに取り扱っています。
忙しい現場監督の状況に配慮し、わかりやすく図表や写真を多用し、ビジュアル重視の誌面づくりも特色です。失敗、事故や談合の事例まで紹介されています。基礎技術や人材育成に関しては、現場監督になったばかりの人に限らずキャリアを積み重ねている方でも参考になるでしょう。年齢関係なく、土木や建築関連の仕事に携わっている方なら目を通しておきたい雑誌です。
土木技術社が出している雑誌です。社会と土木を結ぶ総合雑誌を掲げています。奇数月に、幅広い土木工事の状況や報告を連載。偶数月は特定のテーマを取り上げており、専門家や有識者による土木技術や土木構造物の解説が中心です。
対象読者は、専門家や技術者に限ってはいません。土木関連の情報はたくさん掲載されていますが、メインではなく、日常生活の中での社会と土木の接点を市民の視点で紹介する方針です。土木業界に限らない土木と社会との接点という観点の企画も特集しています。
株式会社建築技術が出している総合建築雑誌です。戦後、日本における建築技術に関する最初の専門誌としてスタートしました。建築の意匠や構造や施工と監理、技術に関することまで、幅広く網羅しているのが特色。実践的科学技術を紹介することが使命としています。
実務のポイント、建築技術を勉強したい現場監督に役立つ情報が多く掲載されており、読者からの質問に答えるコーナーもあって具体的なアドバイスも得られるでしょう。
エクスナレッジが出している雑誌です。読者の9割近くは1級建築士ですが、建築現場の知識についての解説があるため、現場監督になったばかりの人は勉強になります。わかりやすさのポイントは、漫画キャラクターを用いている点です。むずかしい建築基準法も、読みやすく、理解しやすくなります。
1号ごとテーマが変わり、耐震設計や住宅設備や建材までバラエティ豊かです。基礎知識のような解説もたくさんあるため、現場でわからないことがあったら助けにもなる実用的な側面もあります。
雑誌には「現在」の新しい知識や技術が紹介されています。現場で学べることも多いですが、最先端の情報が雑誌で紹介されていることもたくさんあります。現場監督なら一読しておいて損はありません。